こんな夜更けにお菓子かよ

高校時代の同級生Mr.ポテト(女)とフライドポテ子(女)による変態的日常。
タイトルの由来は、お互いの家に泊まっては、
尋常ではない量のお菓子を夜更けまで食べ漁る為。

初めてのエロ本①

こんばんは。Mr.ポテトです。


前回の記事を更新後、読者登録数が急に減りました。大丈夫です、私はちゃんと理由をわかっています。


いいのだ。これで。たかだかオナニーが好きと言っただけで、読者登録を辞退してしまうような読者さんには、一刻も早く辞退していただくことを推奨する。あんなのは触りの触りであり、本当に書きたいのはもっとディープな話なのだ。エロい話や下ネタが嫌いな方は、今すぐ引き返してほしい。これは最初で最後のMr.ポテトからのお願いだ。


さて、そんなことより、私は話したい。私が初めて“性”というものに触れたときのことを。よくある話だが、私の場合は父親のエロ本だった。


父親はホテルに勤務するサラリーマンだった。ホテル勤務の為、生活は不規則で、出社が遅く帰宅も遅い。母や妹も含め、私たちとは異なる生活リズムで過ごしている人だった。そのせいか私が幼稚園に通っていたときにはもう、父と母の寝室は別になっていた。母曰く、父の帰宅が遅いせいで私たちが起きてしまうから部屋を別にしたと言っていたが、その数年後には不仲になり、さらにその十数年後には熟年離婚しているので、真相は定かではない。


そういうわけで、父の寝室件書斎のような部屋は、私が日中家で過ごしている時間帯は、もちろん父は仕事でいない。だからたまに、その部屋で遊んだり、勝手に出入りしたりしていたのだ。そんなあるときに、例のブツは発見された。


まだ4歳か5歳くらいの幼稚園に通っていた頃だった。昔から後期心旺盛だったので、どのようにそのエロ本を発見したのかは定かではないが、父親の部屋に入り、机の中や棚を見ていたのだと思う。その時、雑誌等が積まれているラックの一番下に、父が隠したつもりであろうエロ本を発見してしまったのだ。一番下に置いているが詰が甘い。こんなのは隠したうちに入らないぞと思いながら、エロ本を手に取りページをめくった。


そこには今まで見たこともないような、裸体の女のカラー写真がいくつもある。おっぱいも見える、アソコの毛まで見える。みんな、いやらしい顔をして、身体をくねらせてこちらを見つめている。すごくいけない物を見ていることは幼心にわかっていたが、ページをめくる手を止めることができなかった。


心臓がドキドキする。4、5歳の私にはあまりにも刺激が強すぎた。そして同時にものすごいショックを受けていた。自分の父親がこんなにいやらしい本を読む人だったなんてと。なんて悪い人なんだろうと…。純粋無垢な少女の心を打ち砕くのには十分過ぎる材料だ。


しかし、読むのを辞めなかったのが私である。それからも母の目を盗んでは、父の部屋に入りエロ本のあらゆるページを眺め続けていたのだ。

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