性の芽生え①
フライドポテ子です。
Mr.ポテトも登場したことだし、本格的に書きたいことをつらつらと書いていきたいと思う。
まずは何を書こうかと迷っていたが、やはり変態らしく変態になったきっかけを書きたい。Mr.ポテトと同じような内容になってしまうが、ご容赦頂きたい。
変態になったきっかけ…
それはずばり、週刊現代である。
私がまだ可愛らしい幼稚園児の頃、父は週刊現代という週刊誌を頻繁に買って来ていた。
手に取ろうとすると、父は「これは大人が読むものだ」と言い、見せてくれなかったのである。
禁止されると余計見たくなるのは、全人類の共通項だと思う。
私は父がいない時を見計らい、週刊現代と言う名の禁断の書物を開いてしまったのである。
文字や味気ない写真ばかりが続き「ああ、こりゃ大人の本に違いないや」と、閉じようと思った矢先、私の目に飛び込んで来たのは、
ヘアヌードの女性達であった。
「なぜ裸の女の人たちが?」「お父さんはこれを見てどうするの?」などなど、幼い私は色んな疑問を抱いた。
しかし、この写真が載っているから、父は私にこの本を見せてくれなかったんだな、と、幼心になんとなく理解したのである。
そして、さらに週刊現代には、セックスの描写がある漫画も連載されていた。
男女が裸で熱く絡み合う描写を見た私の中に、何か得体の知れないものが芽生える感覚があった。
今思えば、それが性の芽生えだったのだ…。
それからというもの、私は友達にセックスを布教してまわった。
そしてあろうことか、ノってくれた友達とセックスごっこなる遊びに興じたのである。
友達と下着を脱がしあったり、肛門を見せ合ったりした。
父、母、姉にはバレないように、秘密の遊びに勤しんでいた幼稚園児の私。
それがどんなに恥ずかしいことであるかは、もう少し大人になってから知るのであった。